14. バジル   Basil

 

   インド,マレーシアが原産のシソ科、一般的なのはスイートバジルで別名バジリコ。ほかに葉が赤紫のダークオパールバジル,ブッシユバジル,レモンバジル,シナモンバジルなど多くの種類がある。フランスやイタリアでは「ハーブの王様」と呼び、葉はシソ科特有のさわやかな香りと強い強壮作用と殺菌力がある。栽培には20℃以上の温度が必要。サラダ,スープ,肉料理と何にでも合い、とくにトマトを使ったスパゲッティなどのイタリア料理には欠かせない。入浴時に入れると身体が温まり、ハーブティーもおいしい。

種を水につけるとすぐにプヨプヨしたゼリー状の粘膜で包まれ、味はないがつるりとした舌ざわりと見た目の食感が受けている。東南アジアや中国で健康食品としてフルーツポンチやゼリーとする。

 

選び方と保存   若い葉を使うつどに摘み取る。保存は開花前に刈り取って陰干しか冷凍、そしてオイル,酢に漬ける。

旬   6~10月。