15. ヒソップ  Hyssop

 

   地中海沿岸から中央アジアが原産のシソ科の多年草、葉は柳のように細くてつやがありハッカに似た香りとほろ苦さがあるので、和名をヤナギハッカという。中世のころまでは花や葉を室内の床にまいて防虫を兼ねた芳香剤としていた。やや苦味のある葉は脂肪分の多い肉や魚、内臓料理,ソーセージやミートパイ,シチュー,スープによく合う。花は青やピンク,白の可愛いい色あいで花壇の彩りやドライフラワー,ポプリに使う。

 

選び方と保存   若い柔らかい葉を使うつどに摘み取る。保存は開花直前に陰干しにする。

旬   5~10月。