167. ミョウガタケ  茗荷竹

 

   日本を含む東アジアが原産といわれるショウガ科の多年草で、わが国でも歴史は古い。日陰でよく育ち地下茎で増え、春に芽が伸びるときに、周囲と上部をこもなどで囲って日光をさえぎり、軟化して薄紅色に着色させた茎を収穫するもの。

香りがおだやかで刺身のツマや吸い物にする。露地栽培は5~6月に収穫するが、促成栽培は根株を養成して12月に軟化床に伏せ込んで11~5月に収穫する。産地は茨城,宮城。

 

選び方と保存   茎は白く基部が淡紅色をしている。保存はポリ袋に入れて冷蔵庫へ。

旬   3~7月。