果物の現状

*月別主産地と月別入荷量のグラフは、2019年度の東京都中央卸売市場(豊洲,大田,北足立,葛西,豊島,淀橋,板橋,世田谷、多摩ニュータウン)のものです。

 

*入荷量の多いときがいわゆる“(しゅん)”で一番おいしく安い時期であり、主産地のものなら品質がよく安心して食べられる。他地域の方はその点を考慮のうえ、ご利用下さい。

 

イチゴ,スイカ,メロンは野菜に分類されるが、ここでは広義の位置付けとして果物の中に入れた。

 

2001年8月に農水省後援で「果物のある食生活推進全国協議会」が組織され、「毎日くだもの200グラム運動」が進められている。これは、日本人の毎日の食生活に果物を定着させ消費拡大を図っていこうとするものです。

 

*1日1人当たりの・消費量(2011年)を見るとわが国が140g,ロシアが187g,アメリカが266g,フランス302g,カナダ354g,オランダが444gとなっている。ヨーロッパでは昔は野菜の入手が困難なためにビタミン不足による壊血病が多く、果物は予防のためにも大量に食べていた。日本では野菜はいつでも入手ができたので、果物は嗜好品とされた。このために消費量が少ないと思われる。

 

 

①東京都中央卸売市場・2019年の扱い分/取扱数量と取扱金額の上位10アイテムを記す。

 

*バナナを初めとした輸入フルーツはここに入れていません。市場流通から外れる部分が多く、正確な数字が反映されない為です。また、梨の中には洋なしも含まれています。

 

 

農林水産省の生産出荷統計2018年/結果樹面積と収穫量の上位10アイテムを記す。

 

*イチゴ,スイカ,メロンは栽培面積です。また、輸入品は含まれていません。     

 

 

 

③輸入果実のページに輸入上位アイテムのグラフがあります。

 

④副題の「食べたい野菜と果物534種」とは、野菜218(内ハーブが26種)、そして果物が316種(その他は含んでいない、またみかんは①~丸数字の品種も数えている)となっている

 

おもて表紙と裏表紙のカラー写真の選択は、東京都中央卸売市場及び輸入果実の2019年の取扱数量と取扱金額、第1,2位の野菜・果物です。