48. コウサイタイ  紅菜苔(ホンツァイタイ)

 

 中国が原産でアブラナ科に属し、古くから栽培されている。サイシンの茎の色変わりで、サイシンが緑色なのに対し紫紅色をしている所から、別名紫菜苔(ズツァイタイ),わが国では紅菜(べにな)花(ばな)の名がある。  茎は長さ20~30㎝で、葉は濃い緑色,肉質は柔軟で繊維が少なくサイシンより甘味,風味に富み、ゆでると茎はみずみずしい緑に変色をして特有の粘り気が出る。冷涼な気候を好み生育期間が長く、側枝の発生が盛んで一株から20~50束も収穫ができ、寒さとともに茎は濃い色となる。料理にはゆでてお浸し,サラダ,スープの実,油炒め,煮物,漬物などサイシンと同じ。

 

選び方と保存  茎は長さ20~30㎝で、葉は濃い緑色。保存はポリ袋に入れて冷蔵庫へ。

旬  1~3月。