50. コールラビ Kohlrabi

 

 地中海北部が原産でアブラナ科、キャベツの仲間からヨーロッパで16世紀ごろ改良され普及したもので、わが国へは明治の始めに輸入されたが普及せず、近年栽培が始まった。キャベツの肥大した茎を食べるもので、コールはキャベツ,ラビはカブの意味。別名カブカンラン,球形キャベツ。果皮が淡緑色のものと紅紫色のものがあり、料理にはかたい皮をむいてから使う。歯ざわりがシャキッとしてクセがなく甘味があり、生のまま薄くきってサラダにしたり、火を通すととろっと柔らかくなるので煮込みやスープ,和風料理にも使う。ほかに甘酢漬けなどの漬物にも使う。

 

選び方と保存  直径5~7㎝くらいで葉の新鮮なもの。保存は冷暗所で。

旬  秋から冬。