66. シシトウガラシ    獅子唐辛子

 

   ナス科の一年草で、わが国へ16世紀に渡来したトウガラシの中から分化した、甘とうがらしの一種。尾っぽがとがったのもあるが、大部分はふたまたに分かれており、その形が獅子(しし)の頭に似ているところからこの名があり、普通はシシトウの方が通りがよい。天ぷら,串焼き,鉄板焼きなどに、あらかじめ串で表面に穴をあけておくと加熱によって破裂することがない。2021年の収穫量は5,700t、構成比は、①高知36.5%,②千葉13.1%、そして宮崎,和歌山,山形,熊本…と続く。

 

 

 

選び方と保存   長さ5~6㎝で緑が濃くはりのあるもの。ヘタが腐れしなびやすいので注意。保存はポリ袋に入れて冷蔵庫へ。

旬   夏。