132. ハナニラ 花韮
中国が原産のユリ科、とうを食べる専用の品種で、小葉でよく分結し葉が2~3枚になると茎を出すので、その若い茎とつぼみを食用とする。歯ざわりがよく香味も上品で、葉ニラほど臭いが強くない。代表種はテンダーボールで収穫期間が長い。緑黄色野菜の優等生で、独特の臭いの成分はメチインである。調理には、基部の固いところを取り除いて2~3cmに切り、油炒め,バター炒め,卵とじ,スープ,汁の実に、またつぼみだけをゆがいて吸い物やサラダにする。
選び方と保存 つぼみがかたく、緑色のもの。保存はしおれに注意して冷蔵庫へ。
旬 6~8月。