13. ナスタチウム  Nasturtium

 

   ペルーが原産のノウゼンハレン科、ヨーロッパでは16世紀から食用とされ、わが国へは江戸時代に観賞用として入っている。別名キンレンカ。つる性の茎にハスのような丸い葉をつけ夏の高温には弱い、冬は霜に当たる前に早目に室内におくと花が見られる。伸びている芽をとって挿すとよく増える。葉にはクレソンのような辛味と香りがあり、サンドイッチやサラダに入れると味がしまる。花色も赤,黄,オレンジ,クリーム,ブロンズとカラフルで、砂糖菓子やエディブルフラワー(食用花)とする。

 

選び方と保存   肉厚の丸い葉を使うつどに摘み取る。保存はコップに水を入れ、挿しておく。

旬   5~10月、ただし盛夏の8月は除く。