23. ルッコラ  Ruccola ロケット

 

   地中海沿岸原産のアブラナ科、英名ロケット,和名はキバナスズシロ。イタリアではルッコラと呼ばれて好まれて栽培され、日本ではイタリア料理の普及と共に広がっている。大根に似た葉をもっぱらサラダ用ハーブとして利用している。茎は70㎝位の大きさとなり、小松菜と同様に盛夏を除いて春から秋まで種子をまいて、約60日で収穫できる。初夏には大根に似た淡黄白色の花を咲かせ、みずみずしい葉をかむとゴマの香りとクレソンに似た辛味が広がる。サラダや肉料理の付け合わせ,スープ,みそ汁の実,お浸しとする。

2018年の収穫量は150t、構成比は、①静岡22.0%,②茨城10.7%,③愛知9.3%、そして千葉,奈良,福岡,埼玉,神奈川,群馬…と続く。

選び方と保存   花が咲くと味が落ちるのでその前に収穫する。保存は冷蔵庫へ。

旬   4~11月。