5. セボリー  Savory

 

   ヨーロッパ南部が原産のシソ科の一年草、古くギリシャ・ローマ時代から食用,薬用にされていた。一般的なのはサマーセボリーで、別名キダチハッカ。辛味と強い芳香があり、小さい葉のついた小枝ごと使う。夏に薄紫色の小花を咲かせる。昔から消化,整腸作用があり、サラダやスープにいれたり、「ビーンハーブ」とも呼ばれるように豆,肉料理によく合う。ほかに多年草のウインターセボリーがあり、冬でも使えるが香りが強いので控えめに使うこと。

 

選び方と保存   柔らかい葉を使うつどに摘み取る。保存は開花前に陰干しにする。

旬   5~7月。