127. パクチョイ 小白菜,白梗菜

 

   中国が原産でアブラナ科に属し白菜の仲間で、中国では華南から華中にかけて大規模に栽培されている。日本には昭和47年の日中国交樹立後に導入,栽培が開始され、チンゲンサイは消費が定着したが、これはあまり浸透しなかった。チンゲンサイの色違いで、チンゲンサイより葉色は濃い緑色で茎は丸みを帯びて純白、このコントラストが美しい。葉は繊維質で風味が強く、歯ごたえがあっておいしい。クセのない淡泊な味は料理用途が広い。お浸し,油炒め,煮物,漬物などと扱い方はチンゲンサイとほぼ同じ。中国の広東地方では軽くゆでて、干し菜にされる。

 

選び方と保存   葉は濃い緑色、茎は白く株の張り出したもの。保存は冷蔵庫へ。

旬   秋から冬。