173. ヤツガシラ   八ッ頭

 

   インド,東南アジア原産でサトイモ科。さといもの仲間で、親イモと子イモとが接着して発育肥大して、ひとつの芋から多数の芽が出たように見えることから、この名がある。さといもの中でもっとも大きく15㎝位になり、食味は水分が少なく粉質ででん粉含量が高く里芋の中でも味のよい高級品とされる。葉柄はズイキとしてみそ汁などに利用される。「人の頭に立つ」の意味で、正月の雑煮などのお節料理に使われる。産地は千葉,埼玉。

 

選び方と保存   子イモとの接着部のよく肥大したもの。保存はポリ袋に入れて冷暗所へ。

旬   12月。